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指令台システムの消防水利データを取り込むメリットとは?『消防施設整備計画実態調査報告書』作成を効率化

  • 桜井株式会社
  • 11月14日
  • 読了時間: 3分

更新日:11月21日

指令台システムの○○を補う機能とは?

『スタファイル消防水利』は、指令台システムから取り出した座標情報を含む消防水利データをCSV形式で取り込むことができます。これにより、「メッシュ自動作成・充足率自動算出機能」を最新の消防水利情報で実行することができます。


では、指令台システムから消防水利データを取り込むことで、具体的にどのようなメリットがあるのかを、イメージ図を用いて解説していきたいと思います。

1.  指令台システムとは

指令台システムは、119番通報を受けてから消防・救急隊を迅速かつ正確に出動させるための中枢的なシステムです。通報内容を基に災害種別を判別し、最適な部隊に出動指令を出します。


位置情報の把握、出動車両の選定、無線通信、出動記録の管理など、災害対応に必要な機能は一元管理されていますが、メッシュ自動作成や充足率自動算出などの機能は内蔵されていない場合があります。



2. 消防施設整備計画実態調査で必要となる充足率をデジタル算出

約3年に1度実施される消防施設整備計画実態調査で報告書を作成するには、手作業で行う場合、担当者は消防水利充足率を時間をかけて算出しなければなりません。平均7日~14日程度ほどの作業時間が必要となります。


しかし、『スタファイル消防水利』で日頃からデジタル化をしておくことで作業時間は30分~1時間程度で終えることができます。



3. 指令台システムからの消防水利データ取り込みイメージ
作業フロー図

Ⅰ 指令台システムから座標情報を含んだ消防水利データをCSV形式で出力

Ⅱ 消防水利データ(CSV形式)を『スタファイル消防水利』に取り込む

Ⅲ メッシュ自動作成と充足率算出を実行する

Ⅳ 作成された消防水利データを基に水利不足の箇所を特定し、業務に活用する

※座標情報は、XY軸または緯度経度のどちらの情報でも取り込むことができます。


Ⅰ~Ⅳの作業を定期的に行うことで、最新の消防水利情報を基に効率的な運用を行うことができます。この作業により、消防水利施設整備計画実態調査でも、スムーズに報告書が作成できます。


4. 指令台システムから消防水利データを取り込むメリット

さまざまな水利情報を取り込みできる

指令台システムや既に現場で所有している消防水利データ(座標情報含むCSV形式など)を取り込めます。消火栓(公設・私設)や防火水槽(公設・私設)などの点水利、プールや池などのその他水利を取り扱うことができます。


最新の情報を基にした開発行為を実施できる

指令台システムなどで日々更新される消防水利情報を必要なタイミングで取り込み、最新の消防水利情報で開発行為(都市計画法第4条第12項)に活用することができます。最新の水利状況を踏まえた上での、メッシュ自動作成および充足率算出も可能となります。



5. おわりに

普段の消防業務で指令台システムの存在は必要不可欠であり、最新の消防水利情報の取得には指令台システムを活用することも多いかと思います。


しかし、指令台システムだけでは不足している情報もあるため、『スタファイル消防水利』でさまざまなデータで、DX化を実現することができるのです。

指令台システムの最新データを活用した、デジタル化を始めてみませんか?



 
 
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